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シミができるのはなぜ?メラニンと紫外線の関係

シミができる主な原因の1つは「紫外線」によるものです。

皮膚は、厚さ0.1~0.3mmの「表皮」と、その下に位置する「真皮」によって構成されており、さらに表皮は、4つの層に分かれています。
表皮には、ケラチノサイトと呼ばれる「表皮細胞」と、メラノサイトと呼ばれる「色素細胞」が存在しています。
このシミの原因をつくるメラノサイトは、表皮の一番下に位置する「基底層」にあります。

人間の肌は、紫外線を大量に浴びると活性酸素を発生させます。
すると、「肌を守りなさい」という指令が、基底層にあるメラノサイトになされます。
指令を受けたメラノサイトは、チロシナーゼというシミの元となる酵素を活性化させ、チロシンというアミノ酸の一種であるドーパという化合物に変化させます。
さらに、ドーパはドーパキノンへと形を変えていきます。
このドーパキノンという化合物は、どんどん変化していく特徴があり、最終的にはメラニン色素が大量に発生するのです。

しかし、いくら基底層でメラニン色素が増加しても、人間にはターンオーバーがありますので、だいたい28日周期で、古い角質は徐々に肌の表面に押し上げられて垢(あか)となって体外に排出されます。
その為、一般的な日焼け程度であれば、約1ヶ月ほどで消えてしまいシミにはなりません。

ですが、紫外線の浴びすぎや加齢、ストレスなどによりターンオーバーのサイクルが乱れると、表皮にメラニンがどんどん蓄積していき、排出が追いつかない状態となり、シミや、そばかすの原因となるのです。

また、何らかの理由で肌の1番奥にある「真皮層」にまでメラニン色素が入り込んでしまうと、真皮層では肌の生まれ変わりがほとんどなされないため、シミの改善は難しいと言われています。

こうしたシミができるメカニズムを知っておくと、どうシミを予防するのが良いのか対策を考える事ができます。
まずは、普段から日焼け止めや日傘を活用し紫外線対策を行う事が大切です。

絶対焼かない!季節別オススメの紫外線対策

紫外線は季節に関係なく、一年を通して紫外線対策を行う事が大切です。

紫外線は主に、UVA、UVB、UVCの3つに分けられます。
UVCは地上に届かない紫外線なので私たちは、UVA、UVBの紫外線に気をつけなければいけません。
UVAは紫外線の約9割を占めるもので、肌の奥にある真皮層まで侵入し、真皮を破壊します。
UVBは基底層に存在しているメラノサイトを活性化させ、シミやそばかすの原因を作ります。

UVA、UVBともに春から夏にかけて徐々に増加していきます。
おおよそ8月をピークに紫外線の量は減っていきますが、冬でもUVAは夏の半分程度、UVBは約8割ほどの紫外線が降り注いでいます。
紫外線対策は夏だけでなく、冬もしっかりと行いましょう。

また、曇りの日の紫外線対策も大切です。
曇りの日も、晴れた日の半分程度の紫外線が降り注いでいます。
一年中を通して、日焼け止めや日傘を上手に活用し紫外線の刺激からお肌を守ることが大切です。

日焼け止めを選ぶ際の注意点ですが、日焼け止めに記載されているSPFとPAの強さについて知っておきましょう。

SPFは、サンプロテクションファクターの略で、主にUVBを防ぐ力を表しています。
数字が大きいほど防ぐ力が強くなります。

PAは、プロテクショングレイドオブUVAの略で、主にUVAを防ぐ力を表しています。
+の多さがUVAに対する効果を表しています。

普段から、SPFやPAが強力な日焼け止めを使う必要はありません。
アウトドアなどの屋外でのスポーツや海に行く場合には紫外線を防ぐ力が強いものを使用し、普段はSPF20/PA++ほどのもので十分です。

ただし、多くの人が日焼け止めを塗る量が少ないそうです。
日焼け止めの量が少ないと効果も半減していまいます。

ミルクタイプの場合は、だいたい500円玉程度の量を使用し、数回に分けてしっかりと重ねづけしましょう。